ダクト工事

工場、ビル、公共施設等の新築、増改築に伴う空調・換気ダクト設備、排煙ダクト設備の工事を行っています。
ダクト(duct)とは主に気体を運ぶ管の事で、風道とも呼ばれています。電線や水道のパイプ通す管の事もダクトと呼びますが、一般的に気体を運ぶ管に使われることが多いです。
【空調ダクト】エアコン等から温度・湿度を調整した空気を送るのが給気ダクト、各室内から空調機に戻るダクトを環気ダクトといいます。
【換気ダクト】室内へ屋外の新鮮な空気を送るダクトを外気ダクト、室内の汚れた空気を屋外に排出するダクトを排気ダクトといいます。
【排煙ダクト】大規模施設等での火災時に発生する煙を、一刻も早く屋外に排出するために設置するダクトを排煙ダクトといいます。
ダクトの形状には、矩形(角ダクト)と丸型(丸ダクト)があります。
※ダクトについての詳細は、PDFファイル をご覧ください。

■矩形(角ダクト)
直管は四角い形状でまっすぐに伸び、設置場所によってはL字型に曲げたり、1枚板を折り曲げたりして取り付けます。
比較的に大きいサイズで使用されることが一般的で、厨房内の火気を使用する調理器具の上に設置することが多く、箱型や山型になっているため排気性能が高いです。角ダクトの工法には「アングルフランジ工法」と「コーナーボトル工法」があり、それぞれのフランジング部材や加工方法が異なります。

■丸型(丸ダクト)
直管には標準として定尺4mのスパイラル管を使用します。
集合住宅の厨房、浴室トイレの換気ダクト、冷暖房用ダクトに使われ、丸ダクトを分岐するために使うつなぎ手の役割を担うのが「分岐管」です。主に、分岐管にはT管・Y管・TY管の3種類があり、角度の大きさによって異なります。

  • 角ダクト

    【 角ダクト 】

  • 角ダクト
  •  丸ダクト

    【 丸ダクト 】

  •  丸ダクト
ダクト工事 作業工程
プラズマ切断機で板を切る①プラズマ切断機で板を切る ハゼ折り機でハゼを折る②ハゼ折り機でハゼを折る 4枚の板を組立てる③4枚の板を組立てる
角タクト完成④角タクト完成 現場にてダクト取付⑤現場にてダクト取付 吹出口、吸込口取付⑥吹出口、吸込口取付

ダクト工事の各作業工程は動画でもご確認いただけます。

1.データ入力
2.プラズマ切断機
3.ハゼ折
4.組立